書評

元LINE社長森川氏の本「シンプルに考える」より、本質を突くために重要な3つのこと

シンプルに考える

シンプルに考える

森川 亮
発売日: 2015/05/29
Amazonの情報を掲載しています

前LINE社長の森川さんの新書を読みました。

「私はシンプルに考えられない」

そんな方は是非こちらの著書を。

私からはこちらの本を読んで感じた「本質の突き方」について、お伝えします。

本質を突くために大切なのはたったの3つです。

「シンプルに考える」ための3つの思考 

そもそも

これかなり重要です。

そもそも論と言われるやつですね。

人は当たり前のことに関しては思考停止状態になってしまうことが多いです。

そんなとき登場するのが、このそもそも論。

当たり前のことを当たり前と思わない姿勢こそが本質を見つけるのです。

LINEが出来てから、我々はまったく、メールもしなくなったし、電話もしなくなりました。格安SIMが流行っているのもLINEのおかげと言っても過言ではないでしょう。

そもそも電話やメールとは何だったんでしょう。

一連絡手段(コミュニケーションツール)にすぎません。

それを思考停止状態のまま、連絡手段は電話やメールがあるんだから十分だろと考えていたら、おそらくLINEというサービスは生まれてこなかったでしょう。

そもそも、お互いに連絡しあえ、コミュニケーションが取れれば、どんな形だっていいのです。

連絡するのに電話番号も必要ないし、メールアドレスも必要ない。(もちろん初期設定では必要だけど)

必要なのは、LINEのアプリだけ。

なんてシンプルなサービスなんでしょう。

LINEは本質を生み出す「そもそも」が生み出したサービスであるのは間違いありません。

サバサバ

シンプルにするためには、あらゆることを排除することが求められます。

排除するのに、情は捨てなければなりません。

時にはサバサバとした、冷酷とも思える、判断も必要となってくるでしょう。

例えば、森川さんのこんなエピソード。

「全社員の給料をリセットすることにしました。これからは成果を出し、ユーザーに大きな価値を提供している人から優先的に給料を支払います」

これまでの給料や肩書きをすべて白紙に戻し、全社員を査定し直して、給料の配分を変えることにしたのです 。

もちろん、反対する社員が続出。社内は大騒ぎになりました。しかし、僕は聞く耳をもちませんでした。なぜなら、大声で反対していたのは、働きに比べて給料をもらい過ぎている人だけだったからです。しかも、それは単なる感情論。論理的な話は通じないのですから、議論する必要はないと判断しました 。

結局、反対していた人たちの多くは退職を選択。しかし、人員補充は行いませんでした。そのかわりに、辞めた人たちの給料を、結果を出している社員たちに配分していきました 。これだけで、がんばっている社員たちの士気はおおいに上がったものです。そして、「本当にできる人が報われる会社にする」というシンプルな方針を、全社員に浸透させることができたのです。

新しく入ったというだけで、たいして仕事をしない古参社員から攻撃される優秀な社員を守ろうとした上での行動です。

おそらく、普通の社長だったら、反発を恐れて、このような行動に移せなかったでしょう。

シンプルな方針を打ち出すためにもこのような、サバサバとした、英断は必要となってくるのです。

情はいりません。

ハキハキ

重要なのは目的をはっきりさせることです。

「なぜ、そうするのか」

そうすると、おのずとシンプルなものが見えてきます。

目的を失ってしまうと、必ず複雑になってしまいます。

LINEの場合は

シンプルにユーザーのことだけを考える。そして、「ユーザーが本当に求めているもの」を生み出すことに集中する。

たったのこれだけです。

そのおかげで、上司の好みに合わせる必要だってなくなるのです。

はっきりとした目的をひとつ、もつだけでもかなりシンプルになります。

まとめ

  • そもそもこれはなんなのか
  • 情に囚われないサバサバした判断を
  • はっきりとした目的をもつ

こうするだけで、物事はだいぶシンプルになります。

何より、自分の思ったことを率直に言えることが一番シンプルなのではないでしょうか。

シンプルに考える

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