アカデミー賞作品賞・脚本賞受賞の本命!実話映画「スポットライト 世紀のスクープ」のあらすじと感想と評価

コンチワ!コンチワ!コンチワ!

数ある実話映画の中でもこれは本命と言っていいでしょう。

なぜなら、アカデミー賞の作品賞と脚本賞をW受賞しているのだから。

期待も大きく高まります。

まずはあらすじからどうぞ。

「スポットライト 世紀のスクープ/Spotlight」
公開日(日本)2016年4月15日 
上映時間128分
監督トム・マッカーシー
主演マーク・ラファロ
第88回アカデミー賞(2016)作品賞・脚本賞受賞

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実話「スポットライト 世紀のスクープ」あらすじ

今回は実話映画でまた結末も分かりきっていることから、ネタバレはさほど気にする必要はありません。

むしろ、本作はアメリカを大震撼させたとある事件を取り扱うので、身近ではない我々にとって予備知識は必要不可欠と言えるでしょう。

<参照:カトリック教会の性的虐待事件-wikipedia>

詳しくは上記のWikipediaを参考にしていただくとして、ここでは軽くあらすじをご紹介します。

時は2001年、舞台はアメリカ東海岸にある新聞社「ボストン・グローブ」

そこに「スポットライト」と呼ばれる特集記事が担当の取材班がいました。

新任の局長から突如とある指令が下されます。

それは「一人の神父が児童に性的虐待をした」というかつて闇に葬られた前代未聞の大事件を掘り下げるというもの。

闇に葬られたということからもわかるように、これは問題の性質上、スクープするには様々な障壁が彼らに立ちふさがります。

それでも正義を貫き、立ち向かう「スポットライト」チーム。

事件の被害者から、当時の弁護士に取材を重ね、そして驚愕の事実が浮かび上がります。

この事件は一人の神父が犯したたった一つの過ちではなく、腐敗した組織ぐるみの大犯罪だったのです。

教会という巨大権力に少数精鋭のチーム「スポットライト」が挑みます。

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キャスト

マーク・ラファロ(役:マイク・レゼンデス)

「アベンジャーズ」の「ハルク」役でも有名な「マーク・ラファロ」が「マイク・レゼンデス」を演じます。

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スポットライト班一の熱血記者。原告側弁護士に何度もしつこく接触を試みます。

マーク・ラファロは今作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。

マイケル・キートン(役:ウォルター・"ロビー"・ロビンソン)

「スポットライト」チームのリーダー通称「ロビー」を演じたのは「マイケル・キートン」

前年度アカデミー賞作品賞の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で主演を果たしたことでも有名です。

レイチェル・マクアダムス(役:サーシャ・ファイファー)

「スポットライト」チーム唯一の女性記者を演じたのはカナダ女優の「レイチェル・マクアダムス」

彼女が演じた「サーシャ・ファイファー」は被害者を中心に取材を行います。

本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。

リーヴ・シュレイバー(役:マーティー・バロン)


「リーヴ・シュレイバー」が新任の編集局長「マーティー・バロン」を演じます。

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「スポットライト」キーワード 

予備知識として必要なキーワードをちょっとご紹介します。

映画の理解にお役立てください。

「枢機卿」(すうききょう または すうきけい)

日本では馴染みのない言葉ですよね。

文脈から意味を把握できなくもありませんが、漢字がそもそも読めないので少々厳しいでしょう。

英語にすると「Cardinal」でカトリック教会における最高顧問を指します。

この映画では頻繁に登場するので覚えておいて損はしません。

「ボストン・グローブ紙」

様々な新聞社の名前が出てくるので整理しておきましょう。

メジャーリーグのレッドソックスが所在する地域でも有名な「ボストン」で発行される新聞の一つが「ボストン・グローブ」です。

「ボストン・グローブ」はそもそも独立系新聞でしたが、1973年にAP(アフィリエイテッド・パブリケーションズ)社に買収されます。

さらに1993年、AP社はニューヨーク・タイムズ社と合併したことから「ボストン・グローブ」はニューヨーク・タイムズ社の完全子会社となりました。

なお、映画では時系列的に語られませんでしたが現在「ボストン・グローブ紙」はレッドソックスオーナーのジョン・ヘンリー氏が所有しています。

(ボストン・グローブ-wikipedia)

ボストン・グローブ紙の変遷を知るとまた映画も一層楽しめることでしょう。

「スポットライト 世紀のスクープ」の感想と評価

私含む、宗教に疎いわれわれ日本人からしたら少々物足りないでしょう。

「自分の宗教でさえわからない」人がいるくらいですから。

まず前提として、そもそも神父や教会の持つ権力がいかに大きいのかという描写がないので、ストーリーに置いてかれます。

また巨大な権力とはいえど、新聞社に直接圧力をかけるようなシーンも皆無ですから、期待しているような映画とは若干イメージが異なるでしょう。

予告編だと教会と新聞社の「全面対決」のような感じがするのですが、あくまでもジャーナリズムなので直接的な対決は見られません。

もちろん、それは映画のセリフにもある通り、

「ゲーガン事件の証拠の開示を。単なる申立てですが」

申立てに過ぎないのです。

ですから勝手に期待する方がいけません。

むしろこの映画の醍醐味は、実話をリアリティに再現し、かつ人間の魅力をバランス良く描くところにあります。

特に私はこの映画が描くジャーナリストの信念に感服いたしました。

スクープは単なる暴露じゃいけないのだと。

暴露になると、謝罪だけで終わる。

「スクープの本質は再発防止にあるのだ」とこのような信念があることを知れただけでも私は満足です。

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