「すまないトニー、他に方法がなかった、彼は私の友人なんだ」
「私も友だろ?」
でお馴染みの「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を鑑賞してきましたので、早速感想を。
感想に入る前にこれだけは言わせて。
始まる前に必ずトイレに行きましょう。
催す気配がなくても必ず、必ずトイレに行きましょう。
Marvel映画史上最長の上映時間はトイレ必須です。
はい、私エンドロールでウンチもらしました。
というのは冗談で、トイレに行ったせいでラストの映像が見れなかったのです。
だから皆さんは是非、トイレに行ってから鑑賞しましょう。
ちなみに「シビル・ウォー」はあくまでも「キャプテン・アメリカ」3作目という位置付けなのでせめて1,2作目は目を通しておきたいところ。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ Captain America: Civil War」 | |
---|---|
公開日(日本) | 2016年4月29日 |
上映時間 | 147分 |
監督 | ルッソ兄弟 |
主演 | クリス・エヴァンス |
Marvelのつながる世界「MCU」及び「アベンジャーズプロジェクト」に関しては以下の記事をご覧ください。
IMAX3D or 2D
いつもは2Dか3Dか見終わってからでも悩みどころですが、「シビル・ウォー」に関しては断言できます。
IMAX3Dで必ず見ましょう。
疲れるくらい迫力が満点です。
あいつがでっかくなったり、ちっちゃくなったり、そいつがぐるぐるぐるぐる回ったりする戦闘シーンはもはやIMAX3Dなしでは楽しめないでしょう。
カメラワークも完璧でこれまでに飛び出る3D映画は他にあっただろうかって感じですから。
一般的な3D映画の特徴として、途中3Dであることでさえ忘れてしまう作品が多いなか、今作は最初から最後まで3Dを味わえます。
また次は2Dでいいかななんて思うことも3D映画ではしばしばですが、今作だけはそのような感想を残すわけにはいきません。
次は4Dで見てやります。
いい機会ですから。
とにかく2Dだと勿体無い。
それが私の言いたいこと。
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「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」あらすじ
大まかなあらすじは多くの方がご存知でしょう。
タイトルにもある通り「シビル・ウォー」ですからアベンジャーズの内戦勃発がメインのストーリーです。
ことの発端は「アベンジャーズを国連の管理下に置く」という「ソコヴィア協定」の是非を問うて起こりました。
がしかし、根底にあるのはいわば一人の友人をめぐっての戦いになります。
一人の友人を守るために行動したいキャプテンでしたが、「ソコヴィア協定」によって阻まれ、結果的にシビルウォー勃発の後押しになってしまうというなんとも皮肉なお話です。
友達を守れば新法案を守れなくなってしまうキャプテン。
新法案を守ればアベンジャーズ及び人類を守れると考えるスターク。
相反する二人の想いが激突します。
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スパイダーマン参戦!俳優は「トム・ホランド」
公開前から登場を示唆し、多くの人々を期待させたスパイディこと「スパイダーマン」
彼はやってくれました。
公開前だけでなく登場中もスクリーン中に笑いと期待を与えてくれます。
悲願のアベンジャーズ入りに感動して思わず涙してしまった人も多いのではないでしょうか。
私のように。
小学生の頃に一緒に過ごしたスパイディが「アイアンマン」や「キャプテンアメリカ」と一緒に写る姿はなんとも感慨深いです。
あ!!とはいえこれまでのスパイダーマンはすべてリセットですから、こんがらがらないように。
サム・ライミ監督のスパイダーマンもアメージングのスパイダーマンも一切関係なし。
一新されたスパイディが登場します。
それでもやはりスパイダーマンはスパイダーマンですから感慨深いのは変わりません。
この感慨深さは「スター・ウォーズ エピソード7」の「ハン・ソロとチューバッカ再登場」ぶりだ。
なんて思ってたらスター・ウォーズファン大喜びの演出があるし、最高すぎます。
全部スパイダーマンのおかげ!!
さてそんな新たな風を吹き込んでくれたスパイディことスパイダーマンですが、役者もまたニューフェイス。
新生スパイダーマンを演じたのは「トム・ホランド」というイギリスの俳優。
なんと1996年生まれの現在19歳。
つまり新生スパイダーマンはこれまでのイメージを一新するために、年齢も非常に若い設定となっています。
若いとはいえ、彼が魅せるスパイダーマンには誰も文句が言えないでしょう。
新しいスパイダーマンの魅力をどうぞ劇場でご堪能ください。
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登場人物
チームキャプテンアメリカ
左側手前からご紹介します。
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース
初登場は「キャプテン・アメリカ」1作目の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
「スーパーソルジャー計画」によって生み出された超人です。
ファルコン/サム・ウィルソン
初登場は「キャプテン・アメリカ2作目」の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
人工ウィングを背負い、まるでファルコンのように飛び交います。
スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ
正式な初登場はアベンジャーズ2作目「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」
普通の子供でしたが、人体実験によって魔力を得ました。
ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ
キャプテンアメリカ2作目が初登場です。副題にもなっています。
彼こそがキャプテンの友。
ホークアイ/クリント・バートン
初登場は「マイティ・ソー」
数カットしか登場していないのである意味「アベンジャーズ」が初登場です。
最強の弓使い。
チームアイアンマン
続いて右側手前から。
アイアンマン/トニー・スターク
初登場は「アイアンマン」
天才、金持ち、女好きの実業家。
自分の製造している兵器がテロに扱われていることを知り、心を一新。
アイアンスーツを開発し、自ら着用し、超人的なパワーを得ました。
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ
初登場は「アイアンマン2」
元スパイで現在は秘密組織「S.H.I.E.L.D」に属します。
ウォーマシン/ジェームズ・"ローディ"・ローズ
ウォーマシン自体の初登場は「アイアンマン2」
ただし、”ローディ”としては1から出演しています。
役者は契約の問題で変更になってしまいましたが。
トニーの親友で彼のアイアンスーツを身に纏います。
ヴィジョン
初登場は「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」
強敵ウルトロンに対応すべく、トニー・スターク愛用の人工知能「J.A.R.V.I.S.」を最品質の人工肉体に埋め込み誕生しました。
ブラック・パンサー
今作が初登場。
キャプテン・アメリカの盾にも使われている超希少な特殊な金属「ヴィブラニウム」でできた鎧を全身に身にまとう。
「ブラックパンサー」が主人公の映画は2018年に公開予定とのこと。
スパイダーマンとアントマンはどっち?
知っている人も多いと思いますが一応、伏せさせてください。
スパイダーマンとアントマンの昆虫どもはそれぞれどちらかのチームに属します。
その動向を含め映画をお楽しみください。
アントマン/スコット・ラング
いざ量子の世界へ。
初登場は「アントマン」
窃盗犯という前科持ちで、潜入のスペシャリスト。
アイアンマンの中に潜入してほしいという私の願望は果たして叶うのでしょうか。
アベンジャーズ初参戦です。
スパイダーマン/ピーター・パーカー
初登場はもちろん今作。
「シビルウォー」初登場のスパイダーマンが2017年に主役として再度描かれます。
ちなみにアントマンやスパイダーマンは超超超大活躍しますので、出オチの心配はご無用です。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」感想と評価
いよいよ感想に入っていきましょう。
とはいえ、ほぼ先に出し尽くしてしまいました。
私自身感動したのはやはり「スパイダーマン」の登場。
涙するほどですから、よっぽど心に響いたということでしょう。
また「アントマン」もスパイディーに負けじと大いにその場を盛り上げてくれました。
さて、肝心な内戦こと「シビルウォー」の中身なのですが、重要なのはやはりそのきっかけ。
ヒーロー同士を戦わせるにはよほどの動機が必要です。
その動機に関して言うと、シビルウォーはというと...
ほぼ納得です。
違和感なく友情を引き裂いていってくれたのではないでしょうか。
もっとも、毎回喧嘩してますからね。彼らは。
だからこそ、違和感もなければ、大げんかに発展したのにも驚きはありませんでした。
この違和感のなさが「物足りない」と感じる人もいれば、自然に「納得」する人もいるでしょう。
ちなみに私はすでに「スパイダーマン」の登場で心酔状態だったのでもはやそっちのけで見てしまいました。
「スパイダーマン」「スパイダーマン」としつこく言っていて申し訳ないので、こう考えてみました。
もし「シビル・ウォー」に「スパイダーマン」が登場しなかったら?
...
...
...
それでも普通に面白いわ。
いずれにせよ、普通に面白い「シビル・ウォー」は赤い蜘蛛の糸によってさらに高く引き揚げられたのは言うまでもありません。
もしくは小さな蟻ちゃんが「シビル・ウォー」の世界をより広く大きく魅せたのかもしれません。
アベンジャーズ史上最高傑作はこれで決まり!
以上、感想でした。
以下評価。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ Captain America: Civil War
一言コメント
ファミリーで、カップルデートで、友達と
誰とでも楽しめます。
今作からでももちろん楽しめます。
もちろんそれだと完全に楽しむことはできないので、「シビル・ウォー」がいいきっかけとなるチャンスかもしれません。