
dyson(ダイソン)羽根のない扇風機「Pure Hot + Cool Link(HP03)」は非常に大人気のモデルでかなり売れています。
しかし、この機種の魅力はどこにあるのでしょうか。
この記事では「Pure Hot + Cool Link(HP03)」を実際に購入したのでレビューしていきます。
ダイソン 空気清浄機能付 ヒーター dyson Pure Hot + Cool Link HP03IB アイアン/ブルー
パッと見るための目次
dyson「Pure Hot + Cool Link(HP03)」のレビュー
dyson(ダイソン)羽根のない扇風機で気になるところは以下の3点でしょう。
- 音はそこまでうるさくない
- クーラーのような涼しさはない
- 男臭さがなくなる空気清浄
実際に使ってみた本音のレビューをお伝えします。
音はそこまでうるさくない
音に関しては「うるさい」というほどでもありません。
もちろん無音ではありませんが、我慢できないほどのうるささじゃないでしょう。
うるささのイメージとしては一般的な扇風機の音です。
「Pure Hot + Cool Link(HP03)」は最大運転時で48.7デシベルになります。
静かな図書館で40デシベル、一般的な会話でさえも60デシベルと言われているので、その中間くらいです。
「Pure Hot + Cool Link(HP03)」なら涼風だろうと、温風であろうと決してうるさくありません。
万が一うるさいと感じても、風量を小さくすれば済む話です。
音に関して不安な方は「Pure Hot + Cool Link(HP03)」を選んでおけば失敗しないでしょう。
クーラーのような涼しさはない
クーラー漬けの毎日に嫌気がさして、ダイソンの羽のない扇風機を購入しました。
実際どれくらい涼しいのか、暖かいのか気になる方も多いでしょう。
涼風に関してはまるで扇風機です。
決してクーラーのような涼しさは期待しない方がいいでしょう。
しかし、クーラーが苦手な方にはちょうどいい温度です。
クーラー嫌いの方はぜひdyson(ダイソン)の羽根のない扇風機を購入しましょう。
暖房に関しては身体を芯から温めるまでとはいきませんが、冷やさないほどには有効です。
どちらにしても身体が冷えないので、かなり満足しています。
男臭さがなくなる空気清浄
「Pure Hot + Cool Link(HP03)」は空気清浄機能もついています。
果たして本当に空気は綺麗になるのでしょうか。
家族からこのように言われました。
「男臭さがなくなった」
自分の部屋のニオイにはなかなか気づけないものです。
しかし自分以外の人が言うからにはニオイが取れていることは間違いないのでしょう。
ちなみにアプリで連携すると、部屋の空気の状態をモニターしてくれます。
このアプリ曰く、東京の外より部屋の方が綺麗とのことです。

本当に綺麗になっているかどうかを実感することはできませんが、ニオイが減っているのは確かです。
dyson「Pure Hot + Cool Link(HP03)」の魅力

続いて「Pure Hot + Cool Link(HP03)」の魅力について見ていきましょう。
以下のような点がポイントです。
- 1台3役
- 花粉、ウイルス、カビ、ニオイ等99.95%除去
- アプリ連携(リモコン)
- 多数のモード搭載
1台3役
もはやこの点に関しては説明不要の方もいるでしょう。
「Pure Hot + Cool Link(HP03)」は1台で三役こなします。
- Pure・・・空気清浄
- Hot・・・温風
- Cool・・・涼風
これら3つの機能を全部使いたいという方はぜひ「Pure Hot + Cool Link(HP03)」を選びましょう。
もはやこの1台3役は扇風機の域を超えています。
ちなみに今現在、dyson(ダイソン)の羽根のない扇風機にこれ以上の基本性能はつけられません。
機能の多さで決めるなら、「Pure Hot + Cool Link(HP03)」で決まりでしょう。
花粉、ウイルス、カビ、ニオイ等99.95%除去

「Pure Hot + Cool Link(HP03)」はPM 0.1レベルの粒子を99.95%除去してくれます。
PM0.1レベルと聞くと馴染みがないでしょう。
具体的には以下のような物質が除去できます。
- 花粉
- ウイルス
- バクテリア(カビ)
- 排気ガス
これらの物質の他にもニオイも完全にキャッチします。
「男臭さがなくなった」というのもこの機能のおかげでしょう。
涼風と温風だけ出ればいいと思っていた方もこの機能が欲しくなってくるはずです。
アプリ連携(リモコン)
アプリ連携なんて本当にいるの?
と懐疑的な方も多いでしょう。
しかしアプリ連携は本当に便利です。
アプリ連携すると以下のような機能を使用することできます。
- 空気の状態をモニター
- リモコン操作(外出先からも可)
- スケジュール機能
- フィルター寿命
それぞれの機能について解説しましょう。
空気の状態をモニター
アプリと連携すると、部屋の状態をモニターしてくれます。
スマホがなければ、部屋の状態が綺麗か汚いか判断することができません。
それだけでも利用価値はあるでしょう。
リモコン操作(外出先からも可)
扇風機の近くはもちろんのこと、外出先からもリモート操作をすることができます。
扇風機を消し忘れたかもしれないときは、外出先からスイッチのオンオフが確認できるのでとても便利です。
先回りして、部屋の中を涼しくしたり温めたりしておくこともできます。
もちろん、部屋の中でなら通常のリモコンの機能を果たすことが可能です。

この付属リモコンは磁石で扇風機にくっつくので、スマホのリモコンを使用し続けても邪魔になることはありません。

付属のリモコンでもスマホ操作でも気分によって使い分けましょう。
近くにいるときはアプリを立ち上げるより早いので付属のリモコンを使用することをおすすめします。
スケジュール機能
アプリを通じて、週ごとのスケジュールを作成することができます。
月から日までお好きな稼働時間を設定しましょう。
そうすれば、スケジュール通り決まった設定で扇風機が作動します。
1週間のスケジュールが一定の方にとっては非常に便利な機能と言えるでしょう。
フィルター寿命
「Pure Hot + Cool Link(HP03)」は稼働時間によってフィルターの交換が必要になります。
フィルター交換で一番迷うのがタイミングです。
しかしアプリと連携しておけば、フィルターの寿命を簡単に確認できます。
交換時期になるとアプリ上でお知らせしてくれるので、是非ともこの機能を活用したいところです。
以上、アプリとの連携機能でした。
Androidの方でもiPhoneの方でも利用できるので心配要りません。
多数のモード搭載
「Pure Hot + Cool Link(HP03)」は機種最多のモードを搭載しています。
具体的には以下の通りです。
オートモード | 室内の空気の状態に合わせて、自動で風量を調整 |
ナイトモード | 静音運転に切り替え、LEDディスプレイを消灯 |
フォーカスモード | 集中させたパワフルな風を遠くまで届ける |
ワイドモード | より広範囲に風を届ける |
これだけの多機能なモデルは「Pure Hot + Cool Link(HP03)」だけです。
機能が多すぎて使わない電化製品も多いですが、「Pure Hot + Cool Link(HP03)」の機能は全部使えます。
HP03(2017年製)とHP02の違い(2016年製)はフィルター
dyson(ダイソン)羽根のない扇風機の最上位機種「HP03」と「HP02」の違いは「フィルター」です。
新型フィルターは従来フィルターと比べて活性炭が3倍に増えました。
その結果、有害なガスやニオイをよりキャッチしやすくなります。
なお新型フィルターは1日12時間の使用で、約1年間での交換が必要です。
フィルターの寿命は伸びていませんが、HP03はフィルターの性能が高まっています。
またHP02に新型フィルターを取り付けることは可能です。
したがって、すでにHP02を持っている方は新しくHP03に買い換える必要はありません。
ただし、HP02はすでに販売終了しているモデルです。
ネットショップなら今からHP02を買える可能性もありますが、保証がつかない可能性もあるのであまりおすすめできません。
公式サイトで新型のHP03を購入しましょう。
公式サイトなら、型落ちモデルと価格もほとんど変わりません。
HP04(2018年製)とHP03の違い(2017年製)はかなり違う
HP04という新型が発売されています。
HP04という機種を所持していないため、サポートに違いについて確認しました。
引用します。
HP04は、これまでの製品と大きく異なります。
1)デザイン
従来本体の下側にあったディスプレイを大きく中央に配置し、空気の質などをより身近に表示を確認いただけます。
2)検知性能
センサーの性能が向上し、空気中の汚染物質を①PM 10レベルの粒子、②PM 2.5レベルの微粒子、③VOC(揮発性有機化合物)、④二酸化窒素の4つに識別し、各汚染物質の量まで検知できるようになりました。
本体中央に搭載されたLCDディスプレイで、検知した汚染物質や室内の空気質をリアルタイムで見ることができるようになりました。
3)清浄性能
従来一体となっていたフィルターを、「グラスHEPAフィルター」と「活性炭フィルター」の2層にし、性能を向上させました。
外側の「グラスHEPAフィルター」は、従来より約3メートル長い9メートルの”HEPAマイクログラスファイバー”をプリーツ状に200回以上折った高密度のフィルターで、従来同様、PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去します。
内側の「活性炭フィルター」は、活性炭の量を従来の3倍以上に増やし、VOCや二酸化窒素などの有害なガスやニオイをさらに多く捕らえます。
4)循環性能
吸気量が従来より約30%増えた事で、一度により多くの空気を清浄することができます。
風の吹き出し口がより前面にデザインされ、効率的に風を送り出します。
従来の70°から350°の首振り機能で、部屋中に空気を循環させることができます。
風向きを本体の後方から送り出すモードを搭載し、寒い時期には直接風が体にあてずに空気を清浄できるようになりました。
HP02からHP03に買い換える必要はありませんでした。
しかし、HP02もしくはHP03から乗り換える価値はかなりあるでしょう。
今買うなら、HP04で決まりです。
dyson「Pure Hot + Cool Link」の購入前の注意点について
購入前の注意点は主に2つです。
- インターネット環境が必要
- 電気代
それぞれ見ていきましょう。
Wi-Fi環境が必要
「Pure Hot + Cool Link(HP03)」はWi-Fi環境が必須です。
スマホアプリと連携させるために扇風機をWi-Fiに接続する必要があります。
スマホアプリと連携しないというなら「Link」モデルは無意味です。
インターネット環境がない方は購入を控えるか、Wi-Fi環境を用意しましょう。
温風モードの電気代が高い
「Pure Hot + Cool Link(HP03)」の電気代を確認しておきましょう。
涼風モード(最少/最大) | 温風モード | |
定格消費電力(首振り機能オフ時) | 5/44W | 1,200W |
ワット数だけ見ても電気代のイメージはつきません。
1日12時間利用すると仮定して電気代を計算してみましょう。
結果は以下の通りです。
涼風モード(最少/最大) | 温風モード | |
1日あたり | 1.62/48.6円 | 388円 |
1ヶ月あたり | 14.3/427.8円 | 11,664円 |
※1kWhあたりの電気代を27円として計算しています。
夏場であれば、電気代に関して心配する必要はありません。
しかし温風モードはかなりワット数が高いので注意は必要でしょう。
もちろんエアコンの暖房で1,200Wを超えるものもあるので、一概にも電気代が高いとは言えません。
ご自身が今お使いになっている、暖房器具の定格消費電力と比較して判断することをおすすめします。
そして暖房器具の定格消費電力はキロワット換算されていることが多いので、単位を間違えないように注意しましょう。
dyson(ダイソン)の羽根のない扇風機の機種比較
dyson(ダイソン)の扇風機を選ぶとなると、横文字がズラリ並んで困惑します。
しかし、法則性があるので整理して考えればとても簡単です。
それぞれ単語の意味を整理していきましょう。
機能 | |
---|---|
Cool | 涼風 |
Hot | 温風 |
Pure | 空気清浄(ニオイ取り) |
Link | スマホ連携 |
これらのうち、欲しい機能がついているものを選べば問題ありません。
機能がそのままモデルの名称についています。
(例 dyson Hot + Coolは涼風と温風機能付き)
それでは意味がわかったところでそれぞれの機種について見ていきましょう。
dyson Cool(AM07)
この機種は名前にCoolしか入っていないので涼風機能しかついていません。
それでいて特別値段が安いわけでもないので、今から新しくこの機種を買う方は非常に少ないでしょう。
おすすめできません。
dyson Pure Cool(TP04,DP04)
こちらはPure Coolなので、空気清浄機付きの扇風機です。
温風なんて要らないという方はこの機種を選ぶといいでしょう。
しかし、温風がついていようと価格あまり変わらないので、やはりここは違う機種を選ぶことをおすすめします。
dyson Hot + Cool(AM09)
この機種は温風と涼風も出ます。
空気清浄の機能はありませんが、不要な方はこちらの機種で十分でしょう。
Hotの機能が要らないという方でもこちらをおすすめします。
価格がほとんど変わらないからです。
dyson Pure Hot + Cool(HP00)
ダイソン 空気清浄機能付 ヒーター dyson Pure Hot + Cool Link HP03WS ホワイト/シルバー
涼風も温風も空気清浄の機能もありますが、あまりおすすめできません。
ここまで来たらほとんど価格の変わらない最上位の機種を買った方がいいからです。
最上位の機種は最後にご紹介します。
dyson Pure Cool Link(TP03)
こちらの機種はスマホと連携することができます。
ただし、温風は出ません。
温風も欲しい方は次の最上位機種をおすすめします。
価格も大して変わりません。
dyson Pure Hot + Cool Link(HP03)
ダイソン 空気清浄機能付 ヒーター dyson Pure Hot + Cool Link HP03WS ホワイト/シルバー
こちらはdyson(ダイソン)の羽根のない扇風機の中でも最上位クラスの機種になります。
最上位とはいえど、その他の機種とほとんど値段も変わりません。
もちろん私はこの機種を選びました。
スマホとの連携も非常に便利ですので、こちらの機種を強くおすすめします。
ただしスマホ連携はWi-Fiが必要です。
インターネット環境がない方は買っても意味がありませんので注意しましょう。
現在の最新モデルは「HP04」です。
従来のモデルとは全く異なります。
旧型よりも新型がおすすめ
dyson(ダイソン)の羽根のない扇風機にはモデルの違いのほか、新型と旧型があります。
たしかに新型よりも旧型の方が若干安くなっています。
しかし、実際のところ新型と旧型の値段の違いは数万円にも満ちません。
それだったら数千円多く払って、最新モデルを手にいれた方がいいでしょう。
旧型だとマシンがうるさい可能性もあります。
新型を購入した私は音に関して全く不満がありません。
音がうるさいのを避けたい方はぜひ新型を選びましょう。
新型にすれば、買い物に失敗する可能性も十分下がります。
dyson(ダイソン)の羽根のない扇風機の買い方
dyson(ダイソン)の羽根のない扇風機は公式サイトから購入することをおすすめします。
理由は3つです。
- 安い
- 不良品が少ない
- 保証がしっかりしている
安い
Amazonで買った方が安いと考える方もいるでしょう。
しかし、価格に関しては在庫に大きく左右されます。
Amazonは高い時も安い時もあるはずです。
一方のdyson公式オンラインストアは安定してセールを行っております。
最安値で購入できることも珍しくないでしょう。
私も公式サイトで購入しました。
不良品が少ない
Amazonだと不良品が多いわけではありません。
しかし、Amazonは様々な業者が出品しています。
下手な業者から購入してしまうと、不良品を掴んでしまうこともあるでしょう。
Amazonで家電を買って箱がボコボコだった経験もあります。
だからこそ、dyson公式オンラインストアでの購入がおすすめです。
dyson公式オンラインストアなら、安心してお買いものすることができます。
保証がしっかりしている
dyson公式オンラインストアなら古いモデルの扇風機でも保証が必ずついてきます。
しかし、他のショップの業者で購入すると保証が終了している可能性も否定できません。
保証があるかどうか聞くのも非常に手間です。
やはり保証の観点からみてもdyson公式オンラインストアは非常におすすめできます。
安くて安心して、購入できるのはdyson公式オンラインストアです。
迷う必要はありません。
- 最上位モデル「dyson Pure Hot + Cool Link」がコスパ最高
- 旧型も新型も価格に大きな差はない
- dyson(ダイソン)公式オンラインストアが安くて、安心
- 音はうるさくない
- エアコン嫌いの人におすすめ
- 男臭さがなくなる